株式会社中美建設|導入事例|LIFE LABEL(規格住宅フランチャイズ)

導入事例

新規エリアの開拓、顧客層の拡大、SNSによる集客…LIFE LABELによってできることが広がった。

株式会社中美建設

alco事業部 マネージャー 上村 益士さま

広報 内田 実香さま

担当エリア:三重県伊勢市、松阪市ほか

三重県で注文住宅を中心に事業を展開する株式会社中美建設様。2015年にLIFE LABELを導入後、着実に棟数を伸ばし、これまでに100棟ほどのLIFE LABEL商品を建ててきました。2022年からは規格住宅事業を独立したブランドとして切り分けて、さらなる発展を目指しています。今回はalco事業部のマネージャーを務める上村 益士さまと広報を担う内田 実香さまに、導入の経緯やメリットをお聞きしました。

新規エリアの開拓に向けて。知名度とデザイン性に魅力を感じ、導入を決意。

もともと私たちは、三重県の伊勢地方で注文住宅事業を展開していた工務店。そんな中、隣接する松阪地方にも新たに進出することを決断しました。しかし、実績も知名度もある伊勢エリアとは異なり、新たなエリアではほとんどゼロからのスタート。市場に参入するにあたって、インパクトのある取り組みをしなくてはいけないと思っていました。

そこで注目したのが、LIFE LABEL。松阪エリアでは「中美建設」という名前は知られていなくても、全国規模の「LIFE LABEL」というブランドなら知っている人がいます。しかも、LIFE LABELはセンスのいい住宅商品ばかり。当時、自社の課題だったデザイン性も、LIFE LABELを導入することで克服することができると考えました。早速、問い合わせをして、LIFE LABELの本社がある大分県で開催された導入研修に参加。メンバー一同気に入り、すぐに加盟することに決めました。

とはいえ、主に注文住宅事業を展開していた私たちにとって規格住宅事業は未知の領域。「何をしたらいいのだろう」「本当にお客様は来るのだろうか」という不安があったのも事実です。

しかし、そんな不安を打ち消すかのように、導入後すぐに資料請求をいただき、あっという間に3件ほどの受注が決定。その後、本部からのサポートをいただきながら、コツコツと見学会などの取り組みを続けた結果、これまで100棟程度の住宅をお引き渡しさせていただくまでになっています。

ライフスタイルを重視する感度の高いお客様にも響くブランド。

近年は、住宅の機能やスペックよりも、住宅を通じて実現できるライフスタイルに重きをおくお客様が増えてきました。そんなとき、暮らしを楽しむコンテンツやユニークな発想の住宅商品を展開し続けているLIFE LABELはとても訴求力があります。

でも、注文住宅をメインに取り組んでいる私たちの場合、せっかくLIFE LABELの良いコンテンツや規格住宅商品があっても埋もれてしまう。だからこそ、中美建設では、その訴求力を活かすため、LIFE LABELを中心とした規格住宅事業を組織から独立させたブランド「alco(アルコ)」として展開しています。そうすることで、これまで「中美建設」としてはリーチしなかった、こだわりや趣味を持ったお客様にも注目いただけるようになってきました。

たとえば、雑誌『POPEYE』とコラボレーションしたMr.Standardの活用は良い例です。導入後、『POPEYE』の大ファンだというお客様が訪れて即決で契約まで至りました。これも、コラボレーション先のブランドの知名度と住宅商品自体の完成度が高いからできたことでしょう。

さらに実際に家を建てた後も大きな反響がありました。完成見学会を開催したときに、これまで私たちが出会うことが少なかったライフスタイルに強い関心を持つお客様にも多く来場いただいたんです。つまり、「すぐに家を建てたい」という顕在層だけでなく、「『POPEYE』がつくった家を見てみたい」という、コラボレーション先のブランドに関心のある潜在層にもリーチできたということ。訴求力の高い住宅商品がビジネスに与えるインパクトの大きさを感じましたね。

また、コロナ禍を経て集客の仕方も変化したように思います。それまでは、ポスティングや見学会が受注につながっていました。でも、コロナ禍を経て集客手段の見直しが迫られ、InstagramをはじめとしたSNS活用が欠かせなくなっています。そんなとき、LIFE LABELのコンテンツはとても助かっていますね。

特に中美建設の規格住宅ブランドは立ち上がったばかり。宣伝素材が少ない中、LIFE LABELが展開する良質なコンテンツは広報面で大いに力になっています。発信するコンテンツは、どれもが感度の高いお客様のニーズに刺さっているように思いますね。

アプリを活用して年間30棟の受注を実現したい。

最終的に、規格住宅だけで年間30棟を建てるのが目標。まだ道のりは長いですが、LIFE LABELの住宅商品やコンテンツを活用していけば、手が届く数字だと思っています。

特にこれから活用していきたいのが、LIFE LABELが開発した「家づくりアプリ」。このシミュレーション機能を体験してもらったり、イベントのときにアピールしたりすることで目標に近づいていくはずです。

自分たちの強みを伸ばす、自分たちにないものを補う……LIFE LABELの活かし方は工務店次第。実際に私たちはLIFE LABELによってできることが広がりました。上手く活用すればLIFE LABELは、きっと会社の力になってくれるはずです。