LIFE LABEL

加盟企業インタビュー

規格住宅から大きく広がった地場工務店のポテンシャル。

不動産企画ウィル

代表取締役 佐藤 真一さま

担当エリア : 函館市ほか

「地場の工務店の限界」の突破口になったもの。

LIFE LABELの前身であるZEROパートナーズに加盟する前は、注文住宅を年間30棟ほど手がけていました。順位的には、函館エリアのハウスメーカーやビルダーの中で10位に入れるかどうかという状況。将来のことを考えると、地場の工務店として少棟数を少人数でやっていくことに限界を感じていましたね。他社も含めてエリア全体の棟数が落ち込んでいるなか、何をすればいいのか?辿りついた結論は、住宅フランチャイズへの加盟。スピード感を重視し、効率よく棟数を増やしていく。そんなとき「LiVES」に掲載されたZERO-CUBEの広告を目にしたのです。

すぐに資料請求をして、2週間後には大分県まで実際のZERO-CUBEを見に行きました。その他のフランチャイズの商品資料も集めていましたが、自分の目で確かめたいと思ったのはZERO-CUBEだけでしたから。実物を見て、ガルバリウムの外観はオリジナリティがあるし、箱型のシンプルさも若い世代には受けるだろうと直感的に思いました。窓の配置も本来は上下に揃えがちですが、大小のスクエアをランダムに並べている。こまやかなディティールも自分が売りたい家のイメージにぴったりでしたね。

加盟初年度から攻めの販売で10棟受注。

加盟初年度、社員6名体制で「ZERO-CUBE」10棟の受注を実現。建売として4棟同時に販売しましたね。モデルルームとしての機能も備えていたので、実際に見学いただいたお客様から「コレいいよね」と、販売につながるようなダイレクトな好感触を得ることが多くなりました。「ZERO-CUBEがありますよ」とアピールすることで、函館エリアに家を建てたいと希望するお客様の選択肢の中に、大手ハウスメーカーと地元企業1社に並び、弊社が入るようになったのです。函館の住宅事情の変化として、リーズナブルな規格系の商品が増えてきています。そのなかでもZERO-CUBEはしっかりと差別化ができていますし、地元企業が同じような形のものを建てたこともありましたが、ZERO-CUBEは根本的なブランディングが確立されているので、小手先で真似たものにシェアを奪われることはないですね。

現在は営業マン4名体制で、ZERO-CUBEをはじめとするラインアップ商品を80棟以上契約しています。規格住宅ならではの受注スピードも実感しています。これまではプランを案件ごとに作成して積算、提出した後に何度もお客様とやりとりを繰り返していましたが、ZERO-CUBE導入後は、価格も仕様も明確なので、お客様の安心感が違います。

モデルハウス見学会の際にカフェやシュノーケリングのイベントなどを企画するのも商品のブランド力をより輝かせるため。夕方6時くらいから、遅いときは夜10時くらいまでみっちりと会議をしています。広告展開やイベントの方向性など、私自身がしつこいほどこだわっているのかもしれませんね(笑)

ライフスタイルに応えるプラスαの提案力を。

現在、全スタッフは27名。営業を中心に広告PR業務やインテリアコーディネートまで役割分担を明確にして取り組んでいます。自社のホームページをチェックされるお客様も多いので、毎週、ホームページのコンサルタント会社の方を交えてコンテンツや見せ方のアイデアなどを話し合っています。

広告の基本スタンスは、値段よりも「暮らしが楽しくなる」をアピールすること。ZERO-CUBEの販売に取り組み続けるなかで実感することは「規格住宅は余計なことを語らなくていい」ということ。それはつまり、煩雑な打ち合わせなどが少なくて良い分、ライフスタイルや家族の将来のことを考えたプラスαの提案をしていくことだと思います。

ZERO-CUBEに関しては、商品の説明というよりは、暮らしのイメージを伝えます。「サーファーです」、「キャンプが好きです」といったお客様の声に、規格住宅でありながら、+FUNやオプションをバランス良く組み合せながら応えていく。「これでよかったね」と言ってもらえる提案力を時代に合わせて鍛えていきたいと考えています。ZEROパートナーズの強みは、商品開発、ブランディングともにスピード感とダイナミックさがあること。ZERO-CUBEのように、売りやすい家は、お客様にとっても買いやすい家なので、そのメリットを最大限に活かした営業スタイルを確立していきたいです。その流れにしっかりと乗りながら、全国の仲間とともに切磋琢磨しながら頑張れればと思っています。