LIFE LABEL導入以前は不動産売買の仲介業をメインに行っていました。不動産仲介業は情報量が勝負の世界。インターネットでユーザー自らが情報を得ることができる時代になったことで、将来を見据えて事業転換を考えるようになりました。そこで2014年、新たなビジネスモデルを確立しようとLIFE LABELに導入しました。

導入してからは、LIFE LABELの影響力の大きさに驚きましたね。ZERO-CUBEなど既に全国的に知名度の高い商品を扱うので、集客に関して困ることはほとんどありませんし、訪れるお客様も既にファンになっている状態。だから商談のスピードも早いです。

「LIFE LABELのこの商品を建てたいんです！ もう土地も探してきました！」と、言ってくれるお客様も多くいます。自ら重い腰を上げてくれるんです。商品に対する熱量が高いから、お客様自身でどんどん積極的に家づくりに関わってくれますね。

LIFE LABELは、高い金額を払って建築家に依頼したり、自分たちで一生懸命勉強して注文住宅をつくったりしなくても、デザイン性が高い住宅をリーズナブルに手に入れることができます。そのことが、お客様の心を掴んでいるのでしょうね。

不動産仲介から参入した私たちにとっても、最初からデザイン性・コストパフォーマンス・集客力が揃っているLIFE LABELはとても扱いやすい商品なので助かっています。

LIFE LABELに導入したことで、社内ではひとつ大きな変化がありました。それは、社員の定着率です。従来の不動産仲介は、人材が流動的な業界。当社も社員を定着させることに苦労していた時期もありました。

しかし、LIFE LABELに導入した後、長く働き続ける社員が増えたんです。話を聞いていると、みんな「LIFE LABELが好き！」と言うんですよ。気づけば、社員自身もLIFE LABEL のファンになっていたんですね。

自分自身が好きな商品を扱うことができ、お客様に自信を持って勧めることができる。そのことが、社員のやりがいにもつながっているんだと気づかされました。

既存社員だけでなく、採用面でも「LIFE LABELを扱いたい」と言って応募してくれる方も増えています。人材確保の面でも、LIFE LABEL の求心力の高さを感じていますね。

現在では、社員自ら積極的に広報活動にも参加してくれています。LIFE LABELに魅せられた“ファン”同士、LIFE LABELの好きなところをシェアし合ったり、コミュニケーションを楽しんだりといった動きが生まれていることは、とても良いことだと思いますね。

当社は、千葉で創業して、神奈川・埼玉と商圏を拡げてきましたが、それもLIFE LABELという圧倒的なブランド力があったからこそ。LIFE LABELには、それぞれの土地にファンが一定数います。あとは、商品を提供する体制を整えて、その土地のルールやニーズに合わせてチューニングすれば、ある程度ビジネスの見通しが立つんです。

あとは、高い商品力を活かす「売り方」次第。ここは、不動産仲介の経験を持つ私たちの腕の見せ所だと思っています。

例えば、LIFE LABELにはVR技術を使って住宅内部を回覧できるコンテンツがあるのですが、私たちはその技術を自社のモデルハウスに活用しました。ただ、あくまでそれは仮想体験。実物のモデルハウスを見たときのリアルな実感には到底及びません。だからこそ、VRでは全てを見せず、あえて余白をつくって期待感を醸成するんです。そして実物のモデルハウスに足を踏み入れたときに感動をピークに持ってくる。VRコンテンツとの相乗効果でモデルハウスの効果を高めています。

ゆくゆくは、このような「売り方」に関するノウハウを導入店同士で共有できたらいいなと考えています。逆に「建て方」に関しては、私たちよりも多くのノウハウを持っている導入店の方々も多いと思うので教えてもらえる場ができたら嬉しいですね。導入店同士の横のつながりを強めて、お互いのノウハウを共有しながら、LIFE LABEL全体で成長できたらいいと思っています。