株式会社全建様|導入事例|LIFE LABEL(規格住宅フランチャイズ)

導入事例

家そのものよりもライフスタイルを。自分たちの思想にフィットしたLIFE LABELブランド

株式会社全建

代表取締役社長 渡辺 公太さま

担当エリア:新潟県新潟市中央区ほか

新潟県で注文住宅を中心に事業を展開する株式会社全建様。こだわりは「家そのものではなく、ライフスタイルを提案すること」。2022年10月にはグリーンショップやカフェを併設した複合施設「G.Lab NIIGATA」をオープンさせるなど、新たな事業にも挑戦しています。今回は代表取締役社長渡辺 公太さまに、導入の背景や活用方法についてお聞きしました。

わざわざ家を買い換えるお客さまが出るほどの商品力

私たちは、注文住宅をメインに事業を展開してきました。ただ、注文住宅の場合、仕様を決めるために何度も打ち合わせをしなくてはなりません。クロージングまで時間がかかることで、スタッフの負担も大きくなるし、キャッシュフローも悪くなる。そこで、お客様に一目見て「いいな」と思ってもらえるような強い訴求力のある規格住宅商品を取り扱いたいと思うようになりました。

いくつかの規格住宅ブランドを検討する中で特に印象に残ったのが、LIFE LABEL。メディアを使ってさまざまな暮らし方を提案していた姿が、「ただ家を売るのではなく、ライフスタイルを売りたい」という私たちの想いと重なっていると思ったんです。

特にラインナップのひとつ、FREAK'S HOUSEは私たちの好みにぴったりでしたね。黒とウッドをベースにしたデザインは、私たちの施工実績にもリンクするもの。お客様と商談をしていても「こんな家にしたい」と持ってきていただいたサンプルがFREAK'S HOUSEだったこともありました。
ただ、そのままだと「FREAK'S HOUSE“っぽい家”」を追求していくだけ。せっかくならば正々堂々「FREAK'S HOUSE」を建てたい……そう思うようになり、2020年に加盟しました。

実際に導入して、すぐに反響があったのにも驚きましたね。モデルハウスを建ててモニターを募集したところ、一組の家族が応募してくれたんです。なんと、その家族はすでに持ち家があったにも関わらず、「どうしてもFREAK'S HOUSEに住みたい」という理由でその家を売却。住み替えることを決めました。LIFE LABELの商品は、ここまで人を動かす訴求力があるのかと驚きましたね。

建築のプロとして、よりよい家を建てることだけに集中できる。

LIFE LABELのいいところは、商品開発や情報発信など、地方の工務店がなかなか手が回りにくい領域をカバーしてくれること。
実は、かつて私たちも商品開発にチャレンジしたことがありました。でも、完成度の高い商品をゼロからつくって、かつ、多くの人に届けられるようにSNS・パンフレット・動画といったツールを制作して情報発信を行う、といったところまではとてもじゃないけれど手が回らない。多くの労力をかけた割には、リターンが少なかったんです。

あくまで自分たちは、建築のプロ。思想に合う住宅商品があれば、それを導入して、自分たちは家を建てることに集中する。その方が、結果的にお客様に価値を届けられるんです。
FREAK'S STOREや雑誌のPOPEYEなど、LIFE LABELは、いち地方工務店では実現できない人気ブランドとのコラボレーションを次々とかたちにしてくれます。しかも、Web、動画、雑誌などさまざまなツールをつかって広報してくれます。

施工実績をホームページに載せるのは、多くの工務店が取り組んでいること。でも、それだけでは差別化になりません。いかにお客様の印象や記憶に残すかを考えたとき、人気ブランドとコラボレーションしていたり、情報発信のサポートがあることは大きな強みになります。

今考えているのは、VRコンテンツを使った見学会。全建が手掛けている複合施設には、大型スクリーンを設置しています。そこにVR画像を投影すれば、ほぼ等身大のスケールで住宅空間を体験できる。
自分たちのアセットとLIFE LABELのコンテンツをうまく組み合わせれば、おもしろい展開をどんどん生み出すことができるのではないかと考えています。

横のつながりを強化して、マーケットでの存在感を高めていきたい

ただ、新潟では、まだまだLIFE LABELの認知度が低いのが現状。私たちは、そんな状況を変えていきたいと思っています。そのためには、加盟店同士の横のつながりをつくって、マーケットでの存在感を高めていくことが重要です。ぜひLIFE LABELには、そんな取り組みをバックアップしてもらいたいですね。

私たちの複合施設でLIFE LABELのトークイベントを実施してもいいし、新潟の加盟店同士が集まったイベントを開催してもいい。まず、このブランドの存在を知ってもらって、家づくりを楽しみたい人の裾野を広げていけたらと思っています。